野外教育の指導者にとって教える技術は大切です。しかし、もっと大切なのはその活動自体に自分自身が高い技術を持ち、その活動をより高いレベルで楽しめることです。キャンプをしたり、カヤックをしたり、スキーをしたりする能力は高ければ高いほど、指導者としての質は高まります。野外スポーツコースに入ったからといって質の高い指導者になれるとは限りません。大学では指導者になるための最低限の知識とスキルを教えているに過ぎないのです。どの分野でも同じですが、基礎的な知識や技能をさらに伸ばすためにはやる気と、野外スポーツが心から好きであるという気持ちが大切です。
私のゼミでは授業や実習以外にゼミ生が年間を通して、主体的に野外での活動(キャンプ、登山、カヤック、スキーなど)を企画・運営し、実践経験を積んでいます。知識と技術そして体験したことによる自信を増やしてよい指導者になってほしいと思います。 |