なんで、びわこに入学したんだろう。私の選択は間違っていたのかもしれない...。2年生を終える時の私の心境でした。
大学選びの時、文系の進学校でまじめに過ごしていた私は、大学のブランドに憧れて、なんとなく目指していた大学の指定校推薦の枠を持っていました。もちろんクラブ活動は勉強の二の次という位置づけでした。しかし、本学の水球部前監督に声をかけて頂き、なんとなく目指していた大学に行くのではなく、"人と違うものを手に入れたい"という思いから、親を説得し、水球で日本代表を目指して入学しました。しかし、その目標は叶うことなく、2年の終わりに両肩脱臼で選手生命を断たれたのです。この大学に来た意味も夢も全てを失った、そうとしか考えられませんでした。
目標を失い、中身のない日々が続きました。しかしそれではだめだ、そう思っている時に出会ったのがスポーツビジネスです。全く知らない世界でした。この領域に魅了された私は、ゼミの先生が理事長を努める女性スポーツを推進する組織、JWSに積極的に参加し、その年にシドニーで開催された世界女性スポーツ会議に出席し、世界のスポーツ界のあらゆる分野で活躍するリーダーを目の当たりにしました。夏にはひとりでスポーツビジネスの本場、ニューヨークを訪れ、肌で世界を感じたりと、様々なチャレンジをしました。この大学に来た意味を、水球があったからこそ出来たきっかけを、決して逃したくはなかったのです。それらのチャレンジは、私の根性を鍛え上げ、世界観や人とのつながりを広げてくれました。就職活動で将来を決める前の、"今"しか出来ない体験ができたのです。
水球で日本代表になることは出来ませんでしたが、"人と違うものを手に入れたい"という、本来の目的は叶えることが出来たと今の私は胸を張って充実した年月を過ごしています。一度は入学したことを後悔したこの大学を、今では誰よりも魅力的に話せるという自信もあります。水球が本学との出会いを与えてくれ、また、スポーツビジネスに出会わせてくれた。どんな逆境もプラスにとらえ、私の人生のプラスにしていく。それが出来た経験を、社会に出てもっと辛い壁にぶち当たったときに、学ぶことを忘れず突き進んで行きたいです。
そして卒業まであと3カ月。卒業論文の壁を持ち前の根性で切り開いています。
競技スポーツ学科 スポーツビジネスコース
4年次生 内海 沙織
11月10日木曜日、障害者福祉センターで精神障害者のバレーボール滋賀県予選が行われ、その補助にあたった。正直、補助にあたるまでは精神障害者の方がバレーをできるのかと思っていた。私は有難いことに五体満足で生まれ思い切り体を動かすことができる。それでもバレーボールは非常に難しく高い身体能力が求められる。しかしその思いも吹き飛ばすかのように非常にレベルの高い試合を展開していた。
試合を見ている中で印象に残ったことがある。それは選手一人ひとりが一つのボールに集中し、必死に食らいついていたことである。そして仲間がミスをしても誰一人責めず、笑顔で励ましていた。一番驚いたのは、両チームの元気の良さである。試合に出ている選手も出ていない選手もチーム一丸となって声を出していた。そんな雰囲気で試合をしている為、体育館の中はうるさいぐらいだった。もちろんのこと勝ち負けにはこだわっているが、その中で選手全員が互いを認め尊敬しあっているようにも見えた。そして何よりも選手全員が楽しく笑顔でプレーをしていた。そのような姿を見て、私は非常に感動した。私自身も野球が思いっきりできることに感謝し、もっともっと小学生の時みたいに楽しまなければならないと思った。今そのような気持ちが薄れていると思う。まず野球をするにあたって楽しむことが、一番大切だということを障害者の方に教えられた。そして試合が終わり礼儀正しく挨拶をして両チームが笑顔で握手している姿にも感動した。
一つ嬉しかったことがある。それは、障害者の方々が私たちに元気よくお礼を言ってくださったことである。お礼言われた時、本当に嬉しかったし障害者の方の為に補助をして良かったと思った。また機会があればこのような大会に補助員として参加したいと思う。
この大会を通じて私が思ったのは、もっとこのような大会の輪があちこちに広がれば、障害者の方が充実した日々を送れるということだ。今回はバレーであったが障害者の方はこの大会に向けて一生懸命練習に取り組んできたと思う。しかしその中で楽しさや喜びを感じているのは間違いない。だからバレーだけでなく、バスケットボールや野球、サッカーなどの大会を主催できれば、障害者の方が健全で楽しい生活を送れるのだと思う。私もスポーツを通じて障害者の方に貢献していきたいと思う。
競技スポーツ学科 コーチングコース
3年次生 林 広幸
私は、幼いころから教師になりたいという夢を持っていました。その夢を叶えるために、このびわこ成蹊スポーツ大学に入学し4年が経とうとしています。
大学では、生涯スポーツ学科学校スポーツコースに所属し、将来の教師を目指し、さまざまな面から勉強してきました。学校スポーツコースの一番の魅力である体育や保健の模擬授業では、同じ夢をもった仲間たちが生徒役になり、初めて「授業」というものを経験した時のドキドキした気持ちを今でも覚えています。何度も何度も模擬授業を繰り返していくうちに、授業の流れや、生徒への声のかけ方などもだんだんわかってきて、自分自身にも自信がついてくるようになりました。
他にも、課外活動として、ボランティアサークルにも所属しています。ボランティアサークルでは、近隣の小学校や中学校の遠足やマラソン大会などのサポートをしたり、授業の補助をしたりもしています。大学では学ぶことのできない、本当の教師の行動や生徒との触れ合いを通して、コミュニケーションのとり方を生で体験し、とても勉強になりました。
4年前と今を比べると、はるかに成長していると自分自身実感できます。それは、この大学で学んだすべてのことが生かされているからだと思います。これからももっといろんなことを経験し、挑戦し続け、夢を叶えようと思います。
生涯スポーツ学科 学校スポーツコース
4回生 姜 佳那
大学生活は3年目に入りましたが、私の所属する地域スポーツコースでこれまでにたくさんのことを学んできました。子どもから大人までさまざまな年齢層が楽しめるスポーツや総合型地域スポーツクラブについて勉強していますが、特に関心を持っているのは地域スポーツクラブのマネジメントです。大学の講義のなかで地域スポーツクラブの存在を知り、クラブの運営や管理、指導などに興味を持ち、自分が求めていた分野は「これだ!」と気づきました。スポーツをやってきた自分の経験を活かし、いろいろな人にスポーツを楽しんでもらいたいという思いから、私も地域に出かけて一緒にスポーツで汗を流しています。
現在、私の地元にある総合型地域スポーツクラブのスタッフとして活動し、イベントの企画や運営などを担当しています。大学での学びをクラブという現場で実践していますが、そこではコミュニケーションスキルや企画力などマネジメント能力が求められます。毎日が生きた勉強ですが、スポーツクラブに関わっている生活にすごく満足しうれしく思っています。これからも地域スポーツクラブの活動に積極的に参加し、自分自身も成長していきたいと思います。
生涯スポーツ学科 地域スポーツコース
4回生 吉川 彩香
私の学生生活も、残りわずかとなりました。大学では所属しているコーチングコースや教職関係の勉強だけでなく、陸上教室のコーチやボス会(体育会)の書記、ゼミ活動として水中ウォーキング講座の補助などさまざまな活動をしてきました。
大学という場所は、「何をしたいのか。どうなりたいのか。」を明確にし、そのために必要なことを自ら実行していかなければ何も起こらないところです。私自身、入学当初は何をしたいのか明確にできず、全く行動することが出来ませんでした。
そんな私が変わるきっかけになったのは、人との出会いでした。私と正反対の考え方を持っている人や、広い視野から物事を考える人・・・。多くの出会いが私自身に変化をもたらし、「出会うこと」の重要性と素晴らしさを知り、出会うことで変化していく自分を実感することが出来ました。
私はコーチングコースに所属しています。専門は陸上競技ですが、ゼミは水泳を専門としている先生のもとで活動をしています。通常、コーチングコースでは専門種目の先生のゼミに所属します。しかし、私は水泳の先生のコーチングスタイルに興味を持ったので、その意思を先生に伝え、面接をしてもらい、現在のゼミに所属することが出来ています。入学時の私であれば、行動もせず言われる通りのゼミに所属していたと思います。しかし、多くの出会いを通して行動しないことに対する後悔を経験したので、まず自分の意思を伝えるという行動をとることが出来るようになりました。
大学は多くの学びと出会いがある場所です。机上での勉強はもちろん大切ですが、"出会いと変化"のように、机上では学ぶことのできない大切なことも多くあります。私はそれらを経験することで、「常識にとらわれず、伝えたいことを私自身の言葉と行動で伝えることのできる教師になる」という夢と目標を持つこと、そしていろいろな人の話を1つの貴重な意見として聞き入れることができるようになりました。そうすることでより広い視野から物事を考えることができ、とても充実した学生生活を送ることができています。残りわずかな学生生活はもちろん、社会に出てからも「出会いと変化」を常に求め、自分自身の成長に繋げていきたいです。
競技スポーツ学科 コーチングコース
4回生 杉浦 奈美
私は現在、硬式野球部に所属し、選手兼学生トレーナーとして活動しています。
選手として、日々、自分を鍛えるべくトレーニングに励んでいます。加えて、トレーナーとして他の部員たちのトレーニングからリハビリ等まで、メニュー作成から指導、管理まで面倒をみています。でも、時間の許す限りですが・・・。
我が硬式野球部には「つながり」というテーマがあります。そのテーマの大切さ・重みを、選手としてはもちろんですが、トレーナーとして活動すればするほど痛感します。
トレーニングやリハビリメニューを考える中で、監督、コーチ、先生、そして選手と直接話し合うという大切な作業が求められます。これは、まさしく"つながり"を持つ活動で、これをなくして信頼されるメニューは作れません。
学内には、様々な部活の学生トレーナーがいます。彼ら、彼女らとのトレーニングに関する情報交換や世間話などの会話も、自分にとってはエネルギーになります。そして、専門の先生からの指導や助言は、大変勉強になります。これらも大切な大切な"つながり"から生まれます。実際、私が気づかない点も"つながり"によって気付かされることがあります。本当に実践的な学びができる"つながり"に感謝しています。
今、トレーナーとして活動させていただいている以上、責任をもってチームに提案していかなければなりません。"つながり"を大切にしながら自ら動き、自ら学び、自分を成長させたいと思っています。そのためにも、人と接する第一歩の「挨拶」をもっともっと大事にしていきます。
競技スポーツ学科 トレーニング・健康コース
4回生 江見 亮輔